鎌倉殿の13人
第18回 2022年5月8日放送(予定)
本編タイトル「壇ノ浦で舞った男」
紀行コーナー:赤間神宮(山口県下関市)
ん?なんだか第18回の紀行コーナーが先行公開されているのですが・・・
本編放送時にはやらないんですかそうですか。では取り急ぎ今回も調べていきましょう。
はい、今回は典型的な観光地だと思います!良かった。もともと観光地なら観光客の対応にも慣れてると思いますしね。あまり観光地ではないところが紹介されるとなんだかヒヤヒヤしてしまいます。私が心配しても仕方がないのですが。

赤間神宮の最寄駅の下関駅ですが、まずは下関駅までどう行くかですね。新幹線の場合、下関駅は山陽新幹線の新下関駅と小倉駅の間にあります。分かっている人には当たり前の話なんですが、新下関駅と小倉駅では利便性が格段に違います。ちょっとそこから再確認していきましょう。
新下関駅 vs. 小倉駅
まず新下関駅と小倉駅の利便性の違いについて確認をしておきましょう。

こちらが新下関駅の新大阪方面の時刻表なのですが日中は「こだま」が1時間に1本しかない時間帯があります。しかも岡山行きだったり。

で、こちらが小倉駅の方の時刻表ですが、1時間に2本東京行きの「のぞみ」があってその他にも新大阪行きの「みずほ」とか「さくら」とか。要は小倉駅の方が格段に利便性が高いということです。東京や大阪方面からだと小倉駅は下関駅を少し行き過ぎてしまうのですが小倉駅経由で行くのがお勧めです。新下関駅はそうですねえ、長門國一之宮の住吉神社へ行く時にはあえて使いたい気もします。新下関駅は元々は長門一ノ宮駅だったそうですので。
あと飛行機だとどうかですか。北九州空港、山口宇部空港、あるいは福岡空港って可能性もありますかねえ。あまりちゃんと調べてないのですが、北九州空港は小倉駅までバス、山口宇部空港は下関駅まで空港シャトルタクシーというものがあるようです。格安航空券が取れれば良さそうかも知れませんね。福岡空港だと地下鉄で博多駅まですぐですがやっぱりこっちはないかな。筆者は鉄道ファンが少し入っているので新幹線で行くと思います(笑)。
赤間神宮
赤間神宮(あかまじんぐう)は壇之浦の戦いで平家に道連れにされた安徳天皇を祀る神社です。近代社格制度で官幣大社(かんぺいたいしゃ)だったようなので十分格の高い神社と言っていいと思います。

こちらが小倉駅から赤間神宮へのルートです(ここでは筆者の独断と偏見により小倉駅から行くことにします)。小倉駅から下関駅までJR、下関駅から赤間神宮前までバスが自然な行き方ですね。小倉駅から門司港駅までJRで、そこから船という選択肢もあるようなので両方見ていきましょう。
小倉駅から赤間神宮(下関駅経由のバスルート)

こちらが小倉駅からの下関駅方面の時刻表です。1時間に2本か3本ですかね。

こちらが下関駅から赤間神宮前バス停までの路線図です。時刻表はですね、行き先が分散されすぎててまとめては見られないようなので載せませんが十分たくさんあります。路線図で赤と青の線、①のりばまたは②のりばからのバスに乗れば赤間神宮前バス停に行けます。また後述の壇之浦古戦場への最寄りバス停は御裳川(みもすそがわ)バス停ですがそちらへも同じバスで行けます。さらに言うと門司港駅からの航路の下関側の港の最寄りバス停は唐戸バス停(赤間神宮前バス停の一つ前)になります。

こちらが下関駅前バスターミナルの案内図です。赤間神宮へは①②のりばですね。

下関駅の案内図も載せておきます。下関駅の改札を出て、エスカレーターまたは階段を降りた後、右方向の東口へ向かい、一番手前の乗り場が①②のりばになるようです。

こちらが赤間神宮周辺です。下関駅前バスターミナルから赤間神宮前バス停までは10分ぐらいですね。

これが赤間神宮の入り口ですね。左端に赤間神宮前バス停が映ってます。このバス停は東行きなので下関駅から赤間神宮へ行く方向で、その方向だと赤間神宮の目の前に着きます。一方・・・

こちらの右側に映っているのがが西行きの赤間神宮前バス停でこっちは赤間神宮からちょっとだけ離れているんですよね。まあいいんですけど。

赤間神宮内にはGoogleによる(ユーザー投稿ではない)ストリートビューがあるので多めに画像を貼っておきましょう。こちらの右側が水天門です。竜宮城を模しているんですね。海に身を投げ(させられ)た安徳天皇のことを考えると少し複雑な気分もしますかね。

こちらは本殿?でいいのかな。こんな感じです。ストリートビューは素晴らしいですね。今回はアクセス経路に加えて少し敷地の中まで紹介できました。
小倉駅から赤間神宮(門司港駅経由の連絡船ルート)
それでは続いて門司港駅経由の連絡船ルートも調べてみましょう。

こちらが小倉駅からの門司港駅方面の時刻表です。門司港駅は行き止まりなのでそんなに本数がないかと思ってましたが、1時間に2本以上はあって下関方面より多いくらいですね。これは意外でした。

こちらが関門連絡船の航路の周辺地図です。九州側は門司港駅からすぐ、本州の下関側は唐戸バス停からすぐのところに船着場があります。唐戸バス停と赤間神宮前バス停は隣同士で歩いても10分ぐらいですね。

こちらが関門連絡船の門司港駅側のりばの周辺図です。門司港駅からすぐですね。

ストリートビューがこちら。門司港駅はレトロな建物です。他にも門司港駅周辺は近代のレトロな建物が多く残っていて独特な雰囲気ですね。連絡船の発券所は歩いてすぐのところにあります。

こちらが関門連絡船の下関側のりばの周辺図です。唐戸バス停からすぐになります。左側の信号マーク、歩道橋の周辺が唐戸バス停です。

唐戸バス停の案内図です。赤間神宮方面のバス停は⑥と⑦のところになります。

画像右のファミマの隣が連絡船の発券所、左奥に見える歩道橋のあたりに唐戸バス停があります。赤間神宮前バス停は隣のバス停なので歩くことも可能でしょう。

最後に関門連絡船の時刻表を載せておきます。1時間に3本、所要時間5分と言うことでかなり便利ですよね。海での戦いの壇之浦古戦場も近くなので船で行ってみるのも楽しそうに思います。
壇之浦古戦場
紀行コーナー内で紹介されていた源義経と平知盛の像があるところがこの壇之浦古戦場になります。

こちらが壇之浦古戦場周辺です。最寄りのバス停は「壇の浦」ではなく「御裳川(みもすそがわ)」バス停です。この像はみもすそ川公園の中にあると言う形でしょうか。みもすそ川公園には明治維新時代の長州藩の大砲などもあるようです。

こちらの道の両側にあるバス停が御裳川バス停です。奥に像が小さく見えています。海峡を渡っている橋は高速道路ですね。関門海峡では一般道・JR在来線・新幹線はトンネルで橋なのはこれだけだったかと思います。

こちらが源義経と平知盛の像ですね。左側が義経で八艘飛びの場面ですかね。右側の平知盛は海に身を投げるときに船の碇(いかり)を持って飛び込んだと言われているそうでその場面かと思われます。