大河ドラマ 紀行アクセス

大河ドラマの紀行コーナーで紹介された場所の行き方などを調査しています。 ※時刻表等の情報は基本的に調査当時の情報になります。実際に訪問する時には公式ページ等で最新の情報をご確認ください。また間違った情報や古くなってしまった情報等がありましたらコメント等でお知らせいただけますと嬉しいです。

常楽寺は南側が正面です - 鎌倉殿の13人 第17回 紀行:清水八幡・常楽寺

鎌倉殿の13人
第17回 2022年5月1日放送
本編タイトル「助命と宿命」
紀行コーナー:清水八幡(埼玉県狭山市)・常楽寺(神奈川県鎌倉市

いやー今回は(も?)鬱展開でしたね。結構こういう展開が続くのでしょうか。今回の紀行は源義高(木曾義高)[演:市川染五郎さん]ゆかりの地でした。史実は別としても物語としての演出が心揺さぶられる感じになっていて三谷幸喜さんがうまいとしか言いようがないですね。

今回も上総介広常ゆかりの地に続いて聖地巡礼や「上総介を偲ぶ会」のようなものが流行しそうですかね。「#全部大泉のせい」なんてハッシュタグもありますが演じている役柄と俳優さんを同一視するのはほどほどにしておきたいところです。ほとんどのみなさんは分かっててやっているのだとは思いますけどもね。特に大泉洋さんは何かいじっても構わないかのような雰囲気をお持ちなので逆に少し心配ですね。。。

それでは今回もアクセスを調べていきましょう。

「清水八幡」
埼玉県狭山市
西武鉄道狭山市」下車 徒歩15分


常楽寺
神奈川県鎌倉市
JR「大船」下車 徒歩15分


えーと、今回もそんなに観光地ではないところです。ある意味調査しがいはあるのですが。清水八幡、常楽寺ともに今回紹介された場所以外にも同じ名前の神社やお寺があるので気をつけましょう。普通の市街地内にあったり、周りに駐車場もあまりないところなので近隣住民への配慮も忘れないようにしたいところです。

鎌倉街道上道(Google Map常楽寺から影隠地蔵の徒歩ルート)

こちらアクセスとは直接は関係ないのですが、Google Mapでの常楽寺から影隠地蔵の徒歩ルートです。これは現代の道路ですが、町田・府中・所沢などを通ってだいたい当時の鎌倉街道上道(かまくらかいどう かみつみち)のルートになっています。現代の道路を歩いて14時間ですか、、、まあでもこの狭山市入間川あたりまでは逃げ延びたわけですね。劇中では西側に逃げたと言っていましたが、鎌倉街道には他にも中道(なかつみち)・下道(しもつみち)がありましてそちらは上道より東側を通っているので西側ということですかね。(追記:鎌倉街道上道などは江戸時代に付けられた名称のようです。鎌倉時代にも街道としては存在していたようですが。)影隠地蔵は鎌倉街道上道沿いにあるので逃げると言っても街道沿いを進んだのでしょう。当時は人も少なかったでしょうから街道以外は遭難のリスクの方が高かったのかもしれません。あと川を渡るのは鬼門ですね。入間川を渡るのに街道沿いしか難しかったのかも知れません。というわけで追っ手の方もまずは街道を捜索したのでしょうか。劇中では最後は林の中でという感じでしたが、実際はどうだったのか。まあ12歳ですからね、いろいろと制約も多かったのかなと想像します。

それではやっと本編のアクセス調査にいきます。

清水八幡(狭山市

清水八幡は源義高を祭っていて、北条政子が社を建てたという神社です。

狭山市駅・清水八幡・影隠地蔵周辺(Google Mapに追記)

まず清水八幡の最寄駅は西武鉄道新宿線狭山市駅ですね。ということで西武新宿線の路線図がこちら。

西武鉄道新宿線路線図(西武鉄道公式サイトより抜粋)

狭山市駅は全列車停車駅のようなので西武新宿方面からなら本川越行きに乗ればOKですね。拝島方面や狭山市まで行かない列車も多くあるので行き先だけは確認が必要です。時刻表は載せませんが本数はたくさんあるようです。後は東武東上線またはJR埼京線川越線経由で本川越駅乗り換えの方が近い地域もありそうですが、川越駅本川越駅が離れているのが難点ですね。まあ西武新宿駅もJR新宿駅と離れているので山手線からは高田馬場駅で乗り換えましょう。でも西武新宿駅からなら始発だなあ(笑)。

拡大図①清水八幡周辺(Google Mapに追記)

こちらが清水八幡周辺の拡大図です。清水八幡は狭山市駅から徒歩15分ですが、バスで行けないこともないです。ただしどのバス停もあんまり近くないんですよね。一番分かりやすそうな七夕橋(たなばたばし)バス停がこちら。

七夕橋バス停(ストリートビュー①)

両側に七夕橋バス停があります。奥に見えている歩道橋のところが国道16号の交差点になります。その交差点を左折してしばらく進むと清水八幡です。清水八幡は首都圏の郊外をぐるっと周っているあの国道16号沿いにあるんですよね。実は二桁国道とかも調査したい欲はあるんですけどちょっと時間的に難しそうです。。。

清水八幡(ストリートビュー②)

こちらが国道16号から見た清水八幡です。国道沿いで駐車場もないのですが路上駐車だけはやめましょうね。16号で路上駐車とかしたら本当にトラブルの元です。「清水冠者源義高終焉の地」との看板が立っています。清水冠者(しみずのかじゃ)ですが、冠者というのは若者のことのようですね。弱冠二十歳とか言いますがその「冠」と同じでしょうか。

清水八幡(ストリートビュー③)

こちらがですね、国道16号の裏側の旧道?から見た清水八幡です。「清水冠者源義高終焉の地」の看板の裏側には「清和源氏系図」が記載されています。義仲と頼朝が従兄弟なのが一目瞭然です。義高も今回の放送でさらに有名になりそうですね。

影隠地蔵

次は影隠地蔵(かげかくしじぞう)です。源義高が追っ手から逃亡中にこのお地蔵様に隠れて難を逃れたとの言い伝えがあるお地蔵様です。

拡大図②影隠地蔵周辺(Google Mapに追記)

こちらが影隠地蔵周辺の拡大図です。こちらはですね、バス停が結構近いです。また狭山市駅から徒歩だと30分ぐらいかかってしまうのでこちらはバスの方が便利かもしれません。

奥州道バス停(ストリートビュー④)

こちらが影隠地蔵の最寄りの奥州道(おうしゅうどう)バス停のストリートビューです。パトカーが映ってしまっていますが両側に奥州道バス停があります。前方への道路、狭山中央通りが鎌倉街道上道にあたります。奥の信号のところの交差点が奥州道交差点で交差点の右奥角が影隠地蔵になります。

影隠地蔵(ストリートビュー⑤)

こちらの真ん中のお地蔵様が影隠地蔵です。奥への道路の狭山中央通りが鎌倉街道上道なわけですが、ここから上り坂になってましてこの坂を「信濃坂」というようです。信濃へ落ち延びようとしていたのだと思うのですが、因果なものですね。お地蔵様のすぐそばに信濃坂の道標と鎌倉街道の案内板があります。

影隠地蔵へはバスが便利そうということでバスルートを確認しておきましょう。

狭山市駅西口から奥州道バス停(Google Map)

なんだか遠回りしているように見えるのですが歩くよりはいいですかね。西武バスの路線図では以下のようになっています。

狭山市駅西口から奥州道バス停の西武バス路線図(西武バス公式サイトより抜粋)

つつじ野団地を経由しているんですね。需要が大きいのでしょう。路線としては狭山22系統・狭山29系統の本数が多いようです。ちなみに清水八幡最寄りの七夕橋バス停も経由しています。

狭山22・狭山29系統の狭山市駅西口時刻表(西武バス公式サイトより抜粋)

こちらが狭山市駅西口からのバス時刻表です。土休日の日中でも1時間4本程度あるので十分便利だと思います。

最後に狭山22・狭山29系統の狭山市駅西口のバス乗り場を貼っておきます。2番のりばです。

狭山22・狭山29系統の狭山市駅西口2番のりば(西武バス公式サイトより抜粋)

常楽寺鎌倉市

常楽寺(じょうらくじ)は木曾塚(源義高の墓)のあるところですね。ところが四国八十八箇所霊場(いわゆるお遍路さん)の第十四番札所も常楽寺で読みも同じです。(お遍路も調べたいんですけどいつになることやら)その他にも同名のお寺が各地にあるようで、鎌倉市常楽寺と言わないと一つに決まらないので注意しましょう。常楽寺鎌倉市)の最寄駅は大船駅で徒歩15分程度なので筆者は歩きでいいかなという感じです。

大船駅東口から常楽寺Google Map)

こちら大船駅東口から常楽寺への徒歩ルートなのですが、Googleマップで普通に検索すると上側(北側)のルートを示してきます。ところが常楽寺の正面は反対の下側ルートからの南側なんですよね。またちょっと紛らわしいのが木曾塚へ行くには上側ルートの方が少し近いという。。。

常楽寺周辺(Google Mapに追記)

こちらが常楽寺周辺図です。常楽寺の正面は南側のストリートビュー⑥のところです。一方で木曾塚等は常楽寺の北側の敷地内にありましてストリートビュー⑦のところからも行けたりします。

常楽寺(ストリートビュー⑥)

こちらが常楽寺の正面ですね。駐車場とかはなさそうなので公共交通機関で行くことをお勧めします。

木曾塚(源義高の墓)

粟船稲荷姫宮の墓(大姫の墓との説あり)

木曾塚への階段(ストリートビュー⑦)

こちらが上側(北側)のルートからの木曾塚への階段です。(木曾塚そのものの画像はありません、道路に面していないので。。。)木曾塚は源義高のお墓なわけですが、常楽寺の北側の敷地にありまして、この階段を登った大船むくどり公園の奥になります。やっぱりちょっと裏道の雰囲気ですよねえ。また木曾塚の近くに粟船稲荷姫宮の墓というものがありまして、大姫の墓との説あるようです。本当のところはなかなか分かりませんが、そうであってほしいなと思えるところですね。

モデルルート

今回は埼玉県狭山市と神奈川県鎌倉市ということで一度に行くのは現実的に無理がありますね。鎌倉街道上道を往くとかいう企画ならあり得ますが。。。別々に行くのであれば、まず狭山市の方は、

狭山市駅→(徒歩)→清水八幡→(徒歩)→影隠地蔵→(バス)→狭山市駅

でしょうか。徒歩区間が結構長くなってしまいますが、鎌倉街道沿いかつ逃避ルートにも当たるので興味深く歩ける気もします。帰りは疲れているのでバスにしたいですね。鎌倉市常楽寺の方は、

大船駅→(徒歩:南側ルート)→常楽寺正面→木曾塚→(徒歩:北側ルート)→大船駅

でしょうか。常楽寺へはやっぱりまずは正面から訪問したいですね。そのあと木曾塚や大姫の墓を回って帰りは公園経由の北側ルートで余韻に浸りながらというのが良さそうです。

今回はこの辺で、ではまた次回よろしくお願いします。


過去の調査リストはこちら
taiga-kikou.hatenablog.com