大河ドラマ 紀行アクセス

大河ドラマの紀行コーナーで紹介された場所の行き方などを調査しています。 ※時刻表等の情報は基本的に調査当時の情報になります。実際に訪問する時には公式ページ等で最新の情報をご確認ください。また間違った情報や古くなってしまった情報等がありましたらコメント等でお知らせいただけますと嬉しいです。

鎌倉殿の13人 第22回 紀行:東大寺・法住寺

鎌倉殿の13人
第22回 2022年6月5日放送
本編タイトル「義時の生きる道」
紀行コーナー:東大寺奈良県奈良市)・法住寺京都府京都市



はい、今回は曽我兄弟の仇討ちまでの繋ぎとして義時の内省的な回でしたかね。まだまだ修羅の道という感じではなさそうです。このまま止むを得ず仕方なかったという方向性で行くのか、どこかで割り切るのか楽しみです。北条泰時は良い人で行く方向でしょうか。歴史的事実としては後白河法皇が亡くなり、源頼朝征夷大将軍になりました。鎌倉幕府の成立としては「いいくに(1192)作ろう鎌倉幕府」ではなく1185年という説もあるようですが、幕府の成立という曖昧なものではなく、征夷大将軍になったのが1192年ということでいいと思うのですがね。でも「いいくに作ろう征夷大将軍」じゃなんかおかしいかな・・・

では今回も紀行コーナーのアクセスを見ていきましょう。

東大寺
奈良県奈良市
JR「奈良」からバス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車 徒歩5分


法住寺
京都府京都市
京阪電鉄「七条」下車 徒歩10分

東大寺は超有名観光地ですね。でもバス?まあそうか。それから法住寺は第11回の紀行コーナーで紹介された三十三間堂の近くです。でもアクセス情報が異なりますね・・・まあ見ていきましょう。

東大寺



はい、こちらが東大寺周辺のGoogle My Mapsですけど、近鉄奈良駅で良くないですかねえ。徒歩20分ぐらいかと思います。いやバスが分かりやすいならバス使うのですが。

Google Mapsで経路検索したものが上記のもの。確かにバス経路が出ますか。でもまあ今回は筆者の独断と偏見でバス路線は調べません(笑)。

近鉄奈良駅東大寺周辺の路線図(奈良交通公式ページより抜粋)

と言いつつ上記が奈良交通の路線図ですが、これでは複雑すぎてわからないですよね。ざっと見た感じでは「市内循環バス2番」、または「ぐるっとバス 奈良公園ルート(土日祝のみ)」が良さそうですが、これ以上は調べません!

以下が「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停の交差点からの東大寺方向のストリートビューです。



ここを振り返ると・・・バスの案内所があります。鹿もたくさんいます。ストリートビューは早朝なのでまだ案内所は閉まってますが、ここでいろいろ聞けるのは安心ですね。徒歩でもまずはここを経由するのが良いかもしれません。



東大寺はこれくらいにして次に行きます。

法住寺(ほうじゅうじ)

以下のGoogle My Mapsが法住寺周辺になります。確かに京阪七条駅から徒歩10分ぐらいですよね。でも・・・



法住寺三十三間堂からすぐのところにあります。三十三間堂は第11回の紀行コーナーで既に紹介されていまして、その時はこう案内されていたじゃないですか・・・

三十三間堂
京都府京都市
JR「京都」からバス「博物館三十三間堂前」下車すぐ

いやまあいいんですけどね。間違いじゃないですし、いろいろなルートが提示された方が選択肢は増えますからね。でもなんだろうこの統一感の無さは。京阪七条駅から法住寺への徒歩ルートで思いっきり「博物館三十三間堂前」バス停通ってますし。京都のバスはかなり分かりにくいと思うのですが、京都駅から「博物館三十三間堂前」バス停への路線番号は[86][88][206][208]になります。いずれも京都駅バスターミナル始発ではないので方向に注意する必要があります。三十三間堂は行き先として明示してあるとは思います。また[206][208]は巡回ルートなのでさらに紛らわしいのですが、反対向きに乗るとかなりの遠回りなので三十三間堂の方向(時計と反対回り)に乗るように気をつけてください。本数的には[206]系統が一番多いようなのでこれを見ておくのが良いかと思います。筆者としては京阪七条駅から徒歩の方が分かりやすいかなあ。でもJR京都駅から京阪七条駅はちょっと行きにくいんですよね。モデルルートでは京阪七条駅経由にしてみます。

以下が法住寺のストリートビューです。スクロール時に動かないようにロックをかけていますが、1回クリックあるいはタップすると動くようになるので、ぐるっと道の反対側を見てみてください。三十三間堂の赤色の塀が見えます。本当にすぐ隣ですね。(ストリートビューの方向を元に戻すにはページ全体を再読み込みしてください)



後白河天皇 法住寺

法住寺の奥にある「後白河天皇 法住寺陵(ほうじゅうじのみささぎ)」へ行くには法住寺正面向かって左側の小路(下記ストリートビュー)を入っていく必要があるようです。また、土日祝日はお休みのようですので気をつけましょう。



モデルルート

京都と奈良を1日で巡る意味はあまりないのですが、今回はあえて東京駅から日帰りで京都と奈良を廻るとどのような感じになるかを組み立ててみました。

時刻 場所 概要 料金
06:15発 東京駅 JR東海道新幹線 のぞみ3号 博多行 14,170円(東福寺まで)
08:24着 京都駅 (乗り換え9分)
08:33発 京都駅 JR奈良線 区間快速 奈良行
08:35着 東福寺駅 (乗り換え5分)
08:40発 東福寺駅 京阪本線 準急 出町柳 160円
08:42着 (京阪)七条駅 (徒歩移動+法住寺三十三間堂等 見学131分) 三十三間堂 拝観料600円
10:53発 (京阪)七条駅 京阪本線 特急 淀屋橋 210円
10:59着 丹波橋駅 (乗り換え11分)
11:10発 近鉄丹波橋駅 近鉄京都線 急行 近鉄奈良 570円
11:52着 近鉄奈良駅 (昼食・徒歩移動+東大寺奈良公園等 見学248分) 東大寺大仏殿 拝観料600円
16:00発 近鉄奈良駅 近鉄京都線 特急 京都行 1,160円(乗車券640円+特急料金520円)
16:35着 京都駅 (乗り換え19分)
16:54発 京都駅 JR東海道新幹線 のぞみ238号 東京行 14,170円
19:06着 東京駅 (計 31,640円)

法住寺で徒歩移動含めて2時間、東大寺で昼食・徒歩移動含めて4時間とって十分東京に帰って来られます。朝の時間を活用したいので東京駅6時台ですが。行きの京都駅と東福寺駅の乗り換えは急ぐほどではないですが、ゆっくりしているほどの乗り換え時間もない感じになっています。あと近鉄は私鉄の中では珍しく特急料金を取ります。(京阪)七条駅から近鉄奈良駅への移動では京阪の丹波橋までは特急ですが特急料金はありません。近鉄丹波橋から近鉄奈良までは特急と急行とあるのですが、ここは特急料金なしの急行にしています。逆に帰りの近鉄奈良から京都駅へは特急料金ありの近鉄特急にしてみました。なんとなく帰りは疲れてゆったり乗りたい気がしたので。帰りの京都駅はその後いくらでも東京行きの新幹線があるのでお土産など買う買わないの時間をみて帰りの新幹線の時間を決めると良いかと思います。休日ダイヤで作成したためそちらも注意ください。「後白河天皇 法住寺陵」は休日はお休みです。

JR等の料金は正規料金を書いています。※実際に訪問する場合にはくれぐれも最新の情報をご確認ください。それでは今回はこの辺りで。

過去の調査リストはこちらから
taiga-kikou.hatenablog.com